御庭焼五代 市川光春・青磁九代 小笠原長春 作陶展
~360年 伝統の鍋島~
5F アートサロン
フロアマップ2023年1月25日(水)~1月31日(火) ※最終日は午後4時にて閉場。
360年鍋島藩窯の歴史を受け継ぐ窯元鍋島御庭焼五代市川光春、上品で洗練された美しいデザインの本物だけが醸し出す風格と気品で仕上げられた染付色絵の作品に、伊万里市大川内山に産出する原石100%による釉薬で発色された、鍋島青磁九代小笠原長春。
両先生の作品、約100点出品。ぜひご覧ください。
《市川家系譜》
鍋島藩窯時代(1660~1867年) 絵付師として代々従事
鍋島内庫所補助を得て造られた精巧舎を継ぐ (市川光之助)
昭和12年 初代市川光春稼業継ぐ (光之助三男)
18年 政府より技術保存認定を受ける
28年 初代市川光春は、十三代当主鍋島直泰公より
「杏葉の紋」「鍋島御庭焼」の登録商標を許される
鍋島藩伝来の下絵図を頂く
平成12年 五代市川光春を継承(初代光春の次女)
色絵鶴亀松竹梅文様輪花七寸高台皿
高さ6.5×径21cm
《小笠原長春》
昭和7年 伊万里市に生まれる
七代父長春(昭和18年技術保存認定者)に師事
昭和57年 日本工芸会正会員
平成12年 大英博物館出品
文化財保護法50年文部大臣賞表彰
青磁浮牡丹染付入り偏壺
高さ20×径16.5cm